INPUT、OUTPUT、ツールと技法は暗記すべき?

INPUT、OUTPUT、ツールと技法は暗記すべき?

INPUT、OUTPUT、ツールと技法は暗記すべき?


 

「INPUT」「OUTPUT」そして「ツールと技法」

プロジェクトを構成する47のプロセスには、必ず「INPUT」と「ツールと技法」、そして「OUTPUT」というものが存在しています。

プロセスごとに、そのプロセスを実施するために必要な要素(「INPUT」)をベースとし、
効果的な手法(「ツールと技法」)を使って、そのプロセスを実施し、
そのプロセスの結果として、(「OUTPUT」)を作り上げます。

また、生み出された「OUTPUT」は、他のプロセスで「INPUT」として使う場合があります。

 

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「プロジェクト憲章作成」プロセスを見てみよう。

「プロジェクト憲章作成」プロセスを例を挙げてご説明すると、

「プロジェクト憲章作成」プロセスには、以下の「INPUT」があるとされています。

・作業範囲記述書(SOW)
・ビジネスケース
・合意書
・組織体の環境要因
・組織のプロセス資産


また、このプロセスには、以下の「ツールと技法」があるとされています。

・専門家の判断
・ファシリテーション技法


そして、最終的にこのプロセスから、以下の「OUTPUT」をこのプロセスの結果として産出します。

・プロジェクト憲章


「プロジェクト憲章」とは、プロジェクトの発足を会社が認めた文書のことです。

そんなプロジェクト発足のための大事な文書をつくるには、これら「INPUT」に記された要素を必要とします。

「作業範囲記述書」には、プロジェクトの作業範囲が明記してあるので、そりゃープロジェクト憲章作成には不可欠でしょう。

「ビジネスケース」は、このプロジェクトをやることの意味や採算性のこと。これまた、プロジェクト発足を会社の偉い人に認めてもらうために必要な情報です。

「合意書」は、契約書のこと。「組織体の環境要因」は、会社を取り巻く環境のこと。「組織のプロセス資産」とは、すでに会社が持つノウハウのこと。言うまでもなく、これらもプロジェクト憲章を作るために必要な「INPUT」ですよね。

この「プロジェクト憲章作成」プロセスの「OUTPUT」は、プロジェクト憲章です。
「プロジェクト憲章作成」プロセスを実施した結果、生み出されるものがプロジェクト憲章であるという意味。

では、「プロジェクト憲章作成」プロセスって、具体的に何をするのか。なにをしたらプロジェクト憲章という「OUTPUT」ができたのか。

それは「ツールと技法」にある「専門家の判断」「ファシリテーション技法」(簡単に言うと、相談とか会議)をやったから、プロジェクト憲章が「OUTPUT」として、生み出されたわけです。


そして、このプロセスの「OUTPUT」として作られたプロジェクト憲章は、後発の「プロジェクトマネジメント計画書作成」プロセスで、「INPUT」の1つとして必要とされます。

 

 

47のプロセスの関係性を理解するべき

このように、47のプロセスは「INPUT」「OUTPUT」という糸で繋がっています。

それは、47のプロセスを行うにあたって適切な順番があることを意味しています。


この47のプロセスの流れを理解することは、試験対策上とても重要です。

なぜならば、PMP試験には「現在あなたは〜という状況です。次に何をすべきですか?」という問題がたくさん出題されるからです。

それならば、この47のプロセスの「INPUT」「ツールと技法」「OUTPUT」は暗記すべきでしょうか。

これに関しては、「暗記する派」と「暗記しない派」に分かれるようです。

「暗記しない派」は、覚える必要がないという意味ではなく、「いやいや、各プロセスの働きを理解したら、わざわざ暗記しなくて流れっちゅーもんくらい分かるでしょーが。」という考え方。

さっきの「プロジェクト憲章作成」プロセスで言えば、「プロジェクト憲章というものがどういうものか理解できていれば、それを作るために何が必要か(「INPUT」)くらいは、分かるでしょ。」という発想です。


ちなみに筆者は「暗記しない派」でした。

単に暗記が面倒だっただけですが。。

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